Japan Trip 2006 御礼 


先週1週間かけて日本各地を回ったJapan Tripは、9日間の日程を終えて、全ての参加者が無事ボストンに戻って参りました。まずは無事の帰国と御礼のご挨拶をさせて頂きたく、このメッセージ送らせていただいております。

今回のJapan Tripは当初の目的通り、大変意義深いものになりました。Japan Tripの参加者はすっかり日本のファンとなり、「人生最高の思い出のひとつ」、「日本に生まれたかった」というコメントが出るほどでした。

20箇所を越える訪問先では、いずれの場所でも期待をはるかに超える歓迎を受け、唯々恐縮するばかりでした。特に印象深いのは、広島での原爆生存者との対話、地下鉄サリン事件犠牲者のご家族の突然の訪問、特別養護老人ホームでの90代の女性の方の感激の言葉など、いずれも、参加者も相手の方も、涙を流しながらの体験となりました。また、多くの参加者が口を揃えて絶賛していたのが、日本人の親切さや仕事に対する姿勢でした。コンビニ、病院、中央官庁・・・、どこに行っても、どんな職種でも、真摯に仕事に取り組む姿は、大変な驚きと感動を与えたようです。

構想開始から約1年半、本格的に始動して約7ヶ月、すべての在校生やそのご家族、多くの卒業生の皆様方のご協力のおかげで、こんなにもすばらしい研修旅行を達成することができました。改めて、深く深く、御礼申し上げます。既に複数の授業の中でJapan Tripが取り上げられているほか、今後、参加学生による報告会が複数行われることになっておりますが、私たちも企画者として最終報告書を作成いたしますので、また機会があれば、お読みいただければと思います。

重ね重ね、実行委員一同、関係者の皆様とご家族の皆様に改めて厚く御礼申し上げます。

小野崎 耕平(Japan Trip 実行委員長)